どのデータ復旧業者も、当然「信頼してください」と訴えています。個人情報はとても大切なものです。データ復旧業者に依頼したデータが漏洩してしまうケースもあるので、データを預けるのは不安が残ります。高い技術力で対応してもらうことだけでなく、信頼できる業者なのかも大切な部分です。
信頼できるか判断する材料の一つに、「第三者からの評価や付き合い」が挙げられます。「実績があります」だけでは難しいでしょう。しかし、大企業あるいは教育機関から依頼された実績があったり、行政から表彰されていたりなど、第三者からの評価があるのは信頼できる業者だと考えて良いのではないでしょうか。
社会的信用度の高い大企業とパートナー契約を結んでいれば、セキュリティについても安心できるはずです。
データ復旧は、いわば「大切な情報を委ねる」ことになります。データ復旧から情報漏洩に発展するケースも十分に考えられるのが懸念…の1つです。どれだけセキュリティの意識が高いのかもまた、重要なチェックポイントとなるでしょう。
社内にてスタッフを雇用する時、必ず守秘義務契約に関しても書面を交わす業者もいます。依頼者と守秘義務契約を結んでくれるデータ復旧業者もいるので、実際にどこまで対応してくれるのかを調べておくのがおすすめです。実際に契約を結ぶ際には、守秘義務を徹底すると証明できるものがないか聞いてみましょう。
「安心してください」と口約束だけだった業者にデータ復旧を依頼して情報漏洩してしまった場合、「言った・言わない」と揉めて結局は何もできないケースも考えられます。その点、守秘義務契約あるいはプライバシーマークやISO認証など、セキュリティに関して「証明できるもの」を持っている業者を選んだ方が無難です。
一定の品質が保たれていると証明するものなので、多くの業者は公式サイトに情報を載せています。まずは依頼したい業者のサイトを確認してみるのがおすすめです。
どのデータ復旧業者も公式ホームページを見れば「実績がある」とアピールしていますが、ではその実績を「証明」できるのかどうかもまた、選ぶべき業者なのかのポイントとなります。例えば「○年は○件の受注を受けました」や「○年度のデータ復旧率は○%です」など、具体的な数字を出せる業者は、「実績がある」と考えて良いでしょう。
しかし、ホームページを見ても「対応可能です」「実績があります」と言葉で明記されているだけでは、果たして本当に実績があるのか分かりません。より具体的に実績を表示しているのかもまた、チェックポイントとして覚えておきましょう。
受付の際のスタッフの対応もまた、信頼できる業者なのかを判断する大切なポイントです。どれだけ高い技術力を持っているとしても、横柄で高圧的な態度を取られたら、安心して任せたいとは思わないでしょう。
どれだけお客・依頼者のことを考えてくれているのか、言葉や態度に表れるはずです。依頼者のことを真剣に考えてくれている業者は、対応が丁寧でリスクやデメリットについても伝えてくれます。実際に相談してみて、複数の業者を確認してみるのがおすすめです。
データ復旧で特に多いのが、金銭関係のトラブルです。
見積もりで出された金額が良心的、あるいは納得できると思ったからこそ依頼したものの、「違う問題が発見された」「想像以上に難しかった」などといわれ、見積もりよりも高額の票を請求されるケースはあります。この点は、依頼者側も「そうなのか」「それなら仕方ない」と思ってしまいがちです。
初めから見積額で依頼を受けるつもりのない業者の可能性もあります。見積もり額が決定額なのか、追加の費用について細かな連絡はあるのかチェックしておきましょう。もし見積もりと比べて大きな差額が出るようであれば、どれくらい変わるのかなども事前に聞いておきましょう。できる限り、書面にて契約書を交わしておくことも大切です。
セキュリティに関しての意識が甘い業者もあれば、初めから個人情報を欲している業者と結託し、依頼者の情報を横流ししてしまう業者もいます。復旧業者に限らず、データを業者に預ける際は情報漏洩への対策がされているか確認しなければいけません。
情報漏洩は一度起きてしまうと「防ぐ」のが難しい問題です。漏れてしまった情報を「なかったことに」はできません。漏洩し他情報を見てしまった人に「見なかったことにしてくれ」というのも難しいでしょう。データ次第では大きな問題になりかねないので、情報漏洩に関してどのような対策を取っているのかも事前にチェックしておく必要があります。
メディアを郵送することで診断に対応しているデータ復旧業者もあります。中には初期診断だけであれば無料で対応してくれる業者もあるので、コストを抑えたい方にとってはメリットと言えるでしょう。しかし、メディアを返却してもらう際、戻ってきたメディアが無残な状態になっているケースもあります。
返却の際の梱包を雑にされてしまうと破損の可能性が高まるので、返却してもらう際はどのような梱包をしてもらえるのかも確認しておきましょう。
主要9製品!
安くて安心できる
データ復旧業者
※1TB の場合、破損状況が分からない状態での最高料金
最安料金でも高い復旧技術
1位のPCエコサービスは容量・障害問わず一律料金で復旧を行っています。警察機関や官公庁などが利用しているPC-3000を利用しており、技術面にも安心できるでしょう。
大阪ギガデータは重度障害の場合は別途見積もりが必要となります。
※PCなど500GBの内蔵HDDで、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
わかりやすい料金体系で1位
容量に関わらず一律料金で引き受けるPCエコサービスが、費用発生前に復旧できるデータを見られる業者としては最安値でした。口コミを調査したところ、安いだけでなく対応が丁寧だったとの声がいくつも見つかっております。
大阪ギガデータは重度障害の場合は別途見積もりがありますのでご注意ください。
※容量設定なし、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
HDDよりも復旧が難しいとされるSSDは…
HDDと違って、SSDに対応しているデータ復旧業者はそれほど多くありません。そのため高額に設定されることが多いのですが、1位のPCエコサービスならHDDとそこまで変わらない料金でデータ復旧ができそうです。
WinDiskRescueは重度障害の場合は別料金となります。
※64GBの内蔵メモリで、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
スマホは専門サービスの方が良いかもしれません…
データ復旧業者は、多くの場合一般利用者だけでなく法人も利用するので、やや法人向けな価格設定がされているのですが、スマホに関してはほとんどの利用者が個人。他のデータ復旧とは少し毛色が異なるのが現状です。
私が調べた中ではこのような結果となりましたが、スマホ水没に強い実店舗系にあたる方が安くできる可能性があります。
※2TBで1本単位の場合、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
技術面にもご注目ください
PCエコサービスは、RAIDの種類等にかかわらず一律39,800円を掲げており、最安値となりました。ここでは復旧可能なリストの提示があり、料金にある程度の上限が存在するデータ復旧業者を紹介していますが、それに加えてPCエコサービスは復旧の機材として官公庁なども使用しているPC-3000を使用している点にも注目です。
2位の業者は重度障害の場合は別途見積もりが発生するようです。
※2TBの場合、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
まずはお問合せを
内部の構成がわからないものなので、総額でどれくらいの費用がかかるかイメージを持たれにくいかと思います。
そのために安心して依頼できるデータ復旧業者から安値を提示している業者を厳選してまいりましたので、まずは実際にご相談をされてみることをおすすめいたします。
大阪ギガデータは、郵送であれば全国対応です。重度の場合は見積もりが別途で行われるようなのでご承知おきください。
※32GBの場合、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
個人でお悩みの方が多い機器は…
デジカメやスマホなど、個人のお客様が多いのではないでしょうか。そのため安いデータ復旧業者はとことんお安い、という結果となりました。
大阪ギガデータは郵送なら全国対応可能で、容量問わず一律1万円でございました。ただし、1位2位どちらも重度の物理障害は別見積もりです。データ復旧業者の一律料金はまだ少なく、1位の業者と東京にある「PCエコサービス」だけでした。
※32GBの場合、破損状況がわからない状態での最高料金(税別)
最安は明朗会計の大阪。
一律料金を提示している数少ないデータ復旧業者の大阪ギガデータが最も安い金額を提示されていました。何よりクラシックで親しみやすいホームページがいいですね。
3番目に安かったのは39,800円の「PCエコサービス」というデータ復旧業者で、こちらも一律料金を掲げており安心できます。